転職先に何を求めるかは希望者個々で異なりますが、その中の1つが「やりがい」です。
やりがいを求めて就職してみたものの、期待していたほどのものを感じたかったという経験があるかたも少なくないでしょう。
仕事においての「やりがい」は、それぞれで想定しているものがさまざまです。
求人を探す時にはどのような点を考慮していくべきか、仕事を始めたばかりの20代、今度こそ失敗をしないように改めてチェックしていきましょう。
給与が高く成功報酬がもらえる
生活のゆとりや豊かさに直結していることもあって、やりがいといえば収入面での優遇と考えているかたも多いでしょう。
労働時間に比例してそれに見合った給与がもらえること、きちんと結果を出すことができたら貢献した分を報酬という形で見返りを得られること。
このことで達成感を覚え、常にモチベーションを維持して仕事を続けることができるタイプには、収入面で充実させることがやりがいになります。
中には仕事が楽しければ給与は二の次と考えるかたも少なからずいますが、ちょっとした贅沢ができる、ライフスタイルの選択肢が増えるという意味でも、求人では現職よりも給与や報酬、ボーナスがアップする職場を優先するのがおすすめです。
まったく新しいことに挑戦してみる
社会人として働き始めたばかりの若いかたは、自分の適性を見極めきれずに仕事にやりがいを感じられない、本当に向いているのかわからないと悩んでいるかたも多く見られます。
何となくやってきたはいいものの業務に飽きてしまった、何となくこなせるものの刺激が足りない、面白くない、転職の動機がそうした環境からの脱却というケースは少なくありません。
20代はまだまだやり直しがきく年代。
こういったタイプの場合には、思い切ってこれまでの仕事とはまったく異なる業界にチャレンジしてみるというのもやりがいを見出す1つの方法です。
資格やスキルの取得を検討してみたり、適職を見つけるために視野を広げるつもりで新たな世界に飛び込むことをおすすめします。
未経験者歓迎、サポート充実、そうした求人を探してみましょう。
最終目標を高く掲げる
まだまださまざまな可能性がある若者だからこそ、やりがいを求めての転職の際には最終目標を高く設定しておくことがポイントです。
転職の動機や目的を聞かれた時にも、具体的にやりたいことが定まっていることで自信をもって答えることができ、印象がよくなります。
高い目標を持っていることでそれを達成するために意識が働きやすくなり、努力することでやりがいを強く感じられるというのがメリットです。
分相応な環境に留まろうとせずに、自分には少しハードルが高いと感じる大企業への転職を考えてみるのも1つの手段。
難しい状況でも頑張ろうとする姿勢は好感が持て、周囲のかたからの手助けが得られやすくなりますし、何よりも自分自身の価値を高められるのが魅力です。
やりがいを求めて転職をする際には社会的欲求、つまり楽しく興味がある仕事ができるかどうかがまず第一。
それから、頑張っただけ給与が得られることや昇進が期待できるという承認欲求が満たせること。
何よりも、自己実現のための欲求をいかにして満たせるかがポイントになります。
妥協することなく可能性を信じて、前向きな姿勢で転職を考えていきましょう。